平成15年5月21日

福島県 裏磐梯

本格的な渓流釣りのシーズンインである。

正確に言うと今年は那珂川の解禁に一度行っているので今回が2度目である。
6月になると、鮎釣りとハゼ釣りが忙しくなるので、今がチャンスなのである。
とうぜん川も混雑している。
山も混雑している。山菜取りで。

途中で少々寝すぎてしまい、お目当ての川に着いたのは6時を過ぎていた。
お目当てのポイントは2人の釣り人が釣り支度をしていた。
諦めて上流へ向かうが、そこにも車が停まっていた。

これは、おやまのDさんがメーリングリストで川の実名を流すもんだから、
平日なのに、こんなに沢山の釣り人が集まってきてしまうんではないかいな。

この川ではさらにもう一人の釣り人を見た。
3組4人。
狭い川なので、人が歩いたあとは絶対釣れない。

だめだこりゃ、
というわけでスタコラサッサ別の沢に逃げ出した。
ところが、山菜はないわ、魚はコマイわで、
残念な結果に終わった。


コマイよ


でも綺麗


しばらく釣り上がるが、釣れてくるのは岩魚、山女魚とも小物ばかり。
昼飯は久方ぶりの岩魚みそラーメンと決めていただけに残念であった。

山菜は、と言うと
ワラビがぽつぽつ、ほんとぽつぽつなので採ってもしかたがないので、
結局山菜も魚も、無収穫。
ウドも無いし、ゼンマイもタケノコも。


山女魚もコマイよ


その後入ったT沢は大変な事になっていた。
大水が出たらしく、ポイントは土砂で埋まり、浅くなってしまっていた。
それにごらんの通り、アトコチに流されてきた大木が横たわっている。

あっちゃ〜、と
わさび畑に行くと、なんとか葉わさびは元気に残っていた。
わさびを少し摘んで、この川では竿をださなかった。

山女魚や岩魚は大水が出た後でも元気に生きているのだろうか。


          わさびの葉


次に入った沢もやはり魚はいなかった。
裏磐梯の渓魚も極端に少なくなっているのではなかろうか。
いや、人が多いので、関東地方の渓流のようにすれっからしになっているのか。
いや、魚が見えないもんなぁ。
もう少し放流してほしい。
金払ってんだから。

といっても700円だけどね。


 

 

今日はミミズ通しを紹介しよう。

ペンシル型で、レバーでハリが出たり、入ったり
するようになっている。

 

このハリをミミズに突き刺す。

ミミズ君は身体の中に太い(ミミズにとっては)ハリを貫通させらるもんだからたっまたものではない。
当然暴れるが、もうどうしようもない。

当然ミミズから黄色い体液はほとばしり、なんともいえない、
良い臭いが漂う。
手もミミズ臭にまみれる。

ミミズも養殖物より天然の方が臭いがキツくて良い。
 

 

ミミズ通しの先に穴が開いており、この穴に釣針をかけて、
ズリズリとミミズを釣針を通しながら、ハリスまでしごき通す。

これをやらないでミミズをタランとたらしておくと
魚にサキッポだけかじられてハリ掛りしないのである。

 


あまり釣れないので、やめて、
喜多方の道の駅にある温泉でのんびりと身体を温め、
喜多方ラーメンを食って、車中泊。
ああ、ぷー太郎はつらいよ。

 

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